このたび、一般財団法人全日本大学サッカー連盟理事ならびに一般財団法人関東大学サッカー連盟事務局長の櫻井 友より、1年間の給与を寄付したいという申し出がありました。未だに新型コロナウイルス感染症が世界で猛威を振るう中で、新型コロナウイルス対策のために役立たせてほしいとの本人の希望から、全額を公益財団法人日本ユニセフ協会に寄付させていただきました。
寄付を申し出た櫻井 友からのコメントは以下の通りとなります。
昨年4月に新型コロナウイルス感染症の影響で様々な人々に影響が出ていることから、自分にできることを考え1カ月分の給与を寄付させていただきました。
あれから1年日本では第4波に襲われ、インドでは1日の感染者数や死者数が最多を更新するなど未だに新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっています。
このような状況の中で自分にできることはないかと再度考え、昨年度1年間の給与を寄付させていただくことに決めました。
新型コロナウイルス感染症の影響で世界中の多くの人々に影響が出ている中、幸いにも自分には仕事があり給与をいただいております。
コロナ禍で昨年1年間大会運営を行い、多くの人に支えられていることを再認識いたしました。
昨年度もお伝えさせていただきましたが、仕事があるのは、社会がその仕事の必要性を認めているからだと思います。
だからこそ社会のために何ができるのかを考え、行動するべきだと考えています。
正直、私自身経済的に余裕があるわけではありません。
もちろん、この新型コロナウイルス感染症の影響で余裕がなくなかなか社会のことまで考えられないのも事実だと思いますが、社会が良くならなければ個人は良くならないと思います。
すでに社会のためにできることを実践されている方も多いかと思いますが、それぞれ社会のためにできることを考えて行動すれば必ず良い方向に進むと信じています。
最後になりましたが、新型コロナウイルス感染症に罹患された方々が一日も早いご快復を心よりお祈り申し上げます。また最前線でご尽力されている医療従事者の方々に敬意を表するとともに、一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息を心よりお祈り申し上げます。