12月5日(木)に2024年度 第5回 『JUFA REFEREE SELECT SEMINAR』をオンラインにて開催いたしました。
全日本大学サッカー連盟(JUFA)審判部会では、継続的な学生審判員の育成を目的に、これまで本連盟主催の各種大会にて審判割当を行ってきた全国各地域の学生審判員を『JUFA REFEREE SELECT』として招集し、オンラインにて定期的なセミナー(『JUFA REFEREE SELECT SEMINAR』)を開催しています。
今回のセミナーでは、『MCCスポーツpresents 2024年度 第73回 全日本大学サッカー選手権大会(以下「大学選手権」)』に向けた事前研修がメインテーマとなりました。
年内最後の本連盟主催大会となる大学選手権はJUFA REFEREE SELECTとして、1年間の活動の集大成となります。
大会開幕を迎えるにあたり、大会開催要項に定められた競技方法や交代人数等の基本的な確認をまず行い、その後は審判チームとしての「責任」がセミナーのテーマとして取り上げられました。
審判チームとして、主審、副審、第4審判それぞれが他者からサポートを受けることを前提とするのではなく、まずは各々のやるべきことをそれぞれがしっかりと徹底した上で、起こった事象について適切に協力して対応していく事が必要であり、まずは審判員として当たり前のことを各々が徹底することを再確認しました。
その後は先月開催された『アットホームカップ2024 第22回インディペンデンスリーグ全日本大学サッカーフェスティバル(以下「Iリーグ」)』、『第8回全日本大学サッカー新人戦(以下「新人戦」)』にて起こった事象を題材に振り返りと情報共有を行い、対応についての考え方の統一を図りました。
1年間の集大成として大学選手権を目標にこれまでJUFA REFEREE SELECTとしても研鑽を積んできていますが、それは選手、スタッフをはじめとする大会に関わる全ての人にとっても同じであることを肝に銘じ、審判員としての「責任」を果たすべくしっかりと準備を行っていくことが確認されました。
今後も継続的な学生審判の育成を目的に、様々なテーマのもと定期的なセミナーを開催していきます。
【インストラクターからのコメント】
赤阪修 全日本大学サッカー連盟審判部会員
直近に開催されたIリーグと新人戦で浮き彫りとなった課題をもとに、今回のセミナーのテーマを「責任」と設定しました。与えられた職務を全うすることに加え、正直さ、誠実さが今の学生審判員にとって大切なことであり、チームや観客、関わる全ての方に「受け入れられる」レフェリーの条件としてそれらが重要であることを確認しました。
各試合に最高の準備をして臨み、試合当日は「緊張」を大事にして、全力を発揮していただくことを祈っています。
【審判員からのコメント】
塩津将真 2級審判員(東海学生サッカー連盟/静岡産業大学)
今回は『MCCスポーツpresents 2024年度 第73回 全日本大学サッカー選手権大会』を直前に控え、我々審判員としての責任をテーマにセミナーが開催されました。
1年間を通して各種全国大会に参加し、推薦を得た審判員が今大会に派遣されます。選手と同じように我々審判員もまさに「集大成」と言える大会にすべく、「責任」とは何かを再認識する良い機会となりました。
各地域で培ったレフェリングを十分に発揮し、大会成功に努められるよう、審判員一同最大限努力いたします。
遠藤尊流 2級審判員(東北地区大学サッカー連盟/盛岡大学)
『MCCスポーツpresents 2024年度 第73回 全日本大学サッカー選手権大会』という大学サッカーの集大成とも言える大会に向けた事前ミーティングでは、選手たちがフェアで美しい試合を実現できるよう、レフェリーとしての責任を果たすことの重要性について全員で強い意志を共有し、共通認識を持つことができました。