JUFA 全日本大学サッカー連盟

全日本大学選抜
【レポート】ユニバーシアード男子代表・大阪合宿1日目
2015/05/18
 5月18日からJ-GREEN堺にて、第28回ユニバーシアード競技大会(2015/光州)男子サッカー日本代表メンバーの国内合宿がスタートしました。5月11日に大会に参加するメンバーが発表され、“ユニバーシアード代表”としては、これが最初の合宿になります。合宿は3日間、20日までと短い期間ではありますが、約1ヶ月半後に控えた大会に向けての追い込みに入りました。

 合宿1日目となった18日のトレーニングでは、別メニューの選手2人をのぞいた18人にコーチ陣が加わりディフェンス、プレーの連携などを細かく確認。神川明彦監督は、何度も何度もプレーを止めては「わからないことがあれば聞くか、すぐに周りの人に確認を!」と、選手たちに声をかけていました。チームの立ち上げから1年半、すでにほとんどの選手が互いのプレーをよく知る間柄ではありますが、それに甘んじることなく20人全員が緊張感をもって国内合宿をスタートさせました。


【選手コメント】

■小林成豪(MF・関西学院大・4年)

 もともと知ったメンバーばかりではあるけれど、今日は全員が集中してやれたし、いい合宿の入り方になったと思います。
 チームの目標である優勝に自分が貢献できるようにしたい。ユニバーシアードでは体の大きい選手も多いと思いますが、そういった選手にどこまでできるか試して、その中で出てきた課題を今後に活かせればいいと思っています。ユニバーシアードで経験を積んで、どんな相手でも対応できるようになりたいし、
終わった後も、その後のレベルアップにつながるような、いい大会にできればいいと思います。そして、アシストだけではなく得点も狙いたいです。


■木本恭生(MF・福岡大・4年)

 メンバーに選ばれて本当にうれしかったです。4月の合宿の時の出来がよくなかったので、本当に焦っていて。だからツイッターで自分が選ばれているのを見た時は、本当にうれしかった。
 ユニバーシアードでは、優勝しか考えていません。それは、このチーム立ち上げのときからずっと言ってきたことなので。それしか考えていないです。個人的には、より多くの試合に出てチームに貢献したいと思っています。


■澤上竜二(FW・大阪体育大・4年)

 このところは試合に出させてもらっていたので(メンバー入りは)大丈夫かなと思っていたけれど、それまではずっと(全日本大学選抜で)試合に出られていない時期があって……。点を取るという部分では呉屋(大翔)のほうが上だと思うので、その分(春先の)スペイン遠征では守備の部分でけっこうがんばったつもりです。そういうところで、評価してもらえたのかなと思っています。
 FWなのでやはりゴールにこだわって、ユニバーシアードではゴールでチームに貢献できるようにしたいです。


■高橋諒(DF・明治大・4年)

 ユニバーシアード日本代表に選ばれたということは光栄なことだと思っていますし、日本の大学生の代表として戦うので、そこには責任もあると思っています。金メダルを獲って、日本の大学サッカーのレベルの高さを証明したいです。
 個人的には、自分の特長である攻撃参加をどんどん出して、得点であったりアシストであったりをして、それがチームの結果につながればいいと思っています。