JUFA 全日本大学サッカー連盟

デンソーカップ
「第30回デンソーカップチャレンジサッカー宮崎大会」最終日・大会MVP、全日本選抜監督、選手コメント
2016/03/07
 大会MVP、ならびに全日本大学選抜監督、選手コメントを掲載いたします。

■MVP
関西選抜 出岡大輝選手 3年 MF 関西学院大学

――本日の試合を振りかっていかがですか?

 今日の試合では5、6本決めるチャンスがあった中で、なかなか決められずにイライラしていました。けれど最終的にはしっかりと結果を出せて良かったです。

――ご自身の得点シーン振り返っていかがですか?

 先制点はちょっとオフサイドかなとも思っていたので、ラッキーでした。3点目は、仲間にも「ハットトリックしろよ」と声をかけられていた中で決めたゴールでした。初戦なら、勢いそのままにシュートしてしまっただろうところを、落ち着いて蹴ることができたと思います。



■全日本大学選抜 宮崎純一監督

――本日の試合を振りかっていかがですか?

 今大会3つ目の試合でしたが、このチームが全員揃ってできる最後の試合ということで試合に臨みました。この試合では、3点を先制する良い形だったのにも関わらず、その後に逆転されてPK戦で負けてしまった初戦で学んだことを、チーム内でしっかり反省して生かすことができて良かったです。関東選抜Bは全日本選抜のスタイルを知り尽くしていました。その中で、細かいパス回しに対してプレッシャーをかけ、ボールを奪取し、カウンターを仕掛けるというやり方をしてきました。最初は2点を先制される厳しいスタートでしたが、その中で焦らずに自分たちのやり方をし続けることができたので逆転することができたと思います。


――今日の試合で、1番活躍していた選手は誰ですか?

 山口一真選手(阪南大学)です。攻守にわたって活躍していました。チャンスがあれば自分で(ボールを)持って行ってくれるし、前線にもボールを供給してくれたと思います。チームに貢献する成果も出してくれました。

――次の大会(海外キャンプ、デンソーカップ日韓定期戦)への抱負を教えて下さい。

 新しいメンバーを迎えての一番最初の試合は、U-19日本代表候補とトレーニングマッチになります。今まで積み上げてきたものと、この大会の中で得たものを余すことのなく、同じ年代の日本代表にぶつけて戦ってほしい。その後のマレーシア遠征では強豪と対戦するので、その中で全日本選抜というチームを作っていきたい。さらに日本で開催の日韓(韓日)定期戦では、日本のチームのスタイルをきちんと示して勝利したいです。

■全日本大学選抜 山口一真選手 2年 FW 阪南大学

――本日の試合を振り返っていかがですか?

 立ち上がりが悪く0-2で負けていたので、前半のうちに1点返したいと思っていました。前半終了間際に、良い形で1点返すことができたと思います。

――ハーフタイムには、どんなことを考えていましたか?

 あともう1点取れば同点に追い付けるということで、後半の最初から飛ばしてシュートを打ち、同点に追い付こうと思っていました。

――大会全体を振り返っての感想を教えてください。

 一試合一試合こなすうちにチームの士気が高まって、一体感が生まれました。だから今日は逆転勝利することができたのだと思います。

――この大会で見つかった、自分の新たな課題はありますか?

 自分の特徴である得点に絡むシーンをもっと増やして、チームの勝利に貢献することができたら良いと思いました。


■全日本大学選抜 今津佑太選手 2年 DF 流通経済大学

――本日の試合を振りかっていかがですか?

 最初に2失点をしてしまいましたが、そこから反省して、次の3点目を取られないような粘り強い守備ができました。攻撃陣を信じてやっていたので、結果が出て良かったです。

――前半と後半で、修正したところは?

 前半の2失点の時に雰囲気が暗くなっていたので、自分は声出しでチームを鼓舞していました。「消極的になるな。次の点を取りに行こう」とチームに言い居続けました。後半は、交代選手の刺激もあって逆転できたと思います。

――大会全体を振り返っての感想を教えてください。

 初戦で不甲斐ない試合をしてしまい、全日本選抜という、負けてはいけない立場にも関わらず負けてしまいました。けれど2試合目では4-0、また今日は逆転で勝利でき、結果は5位ですが良い経験になったと思います。

――この大会を通して得たこと、成長したことはありますか?

 地域選抜に負けてしまったことを受け止めて、自分がもっと強くならなければと思いました。また、チームの一体感や勝負にこだわる姿勢をもっと意識したいです。