JUFA 全日本大学サッカー連盟

デンソーカップ
【活動報告】「DENSO CUP SOCCER 第13回日韓(韓日)定期戦」 障がいサッカーイベント開催
2016/03/22

 3月20日に行われた『DENSO CUP SOCCER 第13回日韓(韓日)定期戦』の試合前には、地元川崎市の小学生を対象とした「障がいサッカーイベント」を開催致しました。
 特定非営利活動法人アンプティサッカー協会様、特定非営利活動法人ブラインドサッカー協会様にご協力を頂き、等々力陸上競技場に小学生を招いてそれぞれの競技を体験してもらいました。

 アンプティサッカーの体験スペースでは、日本代表で活躍している選手が子どもたちに直接指導をしました。、子どもたちは普段なかなか使用することのない松葉杖クラッチを使いながら、思いっきりサッカーを楽しんでいました。最初はなかなか上手くボールを蹴ることができませんでしたが、次第に松葉杖クラッチにも慣れ、最後のゲームではアンプティサッカーの選手からゴールを奪うシーンも見られました。

 ブラインドサッカーの体験スペースでは、元日本代表の選手に直接指導をしていただきました。普段、当たり前のように目で見てサッカーをプレーする世界から、目の見えない状態でのサッカーを体験することで、最初は戸惑う人も多かったようです。けれど、さまざまな工夫をこらして「聞き」「感じる」サッカーの世界を知って、最後には笑顔でボールを蹴っていました。

 イベントにお手伝いとして参加した、関東大学サッカー連盟所属大学の学生も、小学生と一緒になってアンプティサッカーやブラインドサッカーを体験しました。大学生たちは初めて体験する障がいサッカーに、どんな人でも、どんな形でもサッカーを楽しめることに変わりはないことや、サッカーの素晴らしさを改めて感じていたようです。

 ご協力頂きました、特定非営利活動法人アンプティサッカー協会様、特定非営利活動法人ブラインドサッカー協会様、ならびに関係者の方々に心より感謝致します。


 また入場ゲートでは当日、「アンプティサッカー」をもっと多くの方に知っていただこうと、チラシを配布いたしました。そのチラシにはアンプティサッカー日本代表の古城暁博さんのインタビューを掲載しました。古城さんは大学時代、順天堂大学蹴球部に所属。部員としてサッカーに励んでいたなど、大学サッカーとは縁の深い方です。そのインタビューの全文を、当連盟公式Facebookにて掲載しています。
 ぜひあわせてご覧ください。

https://goo.gl/fvLigt