JUFA 全日本大学サッカー連盟

デンソーカップ
『第31回デンソーカップチャレンジサッカー 刈谷大会』2回戦・選手コメント
2017/02/19
●全日本大学選抜 ジャーメイン良 選手(流通経済大学・3年・FW)

 前半は、第1日目の試合と同じように課題が残る試合でした。後半は相手の集中力が切れたこともあって大差がつきましたが、調子にのらずに勝利できてよかった。
 (相手チーム選手の退場となったシーンは)個人的にはゴールしたかったけれど、普通に倒されました(笑)。ただ、前半も最後の時間帯だったので、あそこで相手をひとり少ない状況にできてよかったとは思います。
 攻撃面ではよかったと思いますが、守備や中盤といったところで、ほとんどセカンドボールを取られていたのが課題。自分と(旗手)怜央のところで、もう少し縦関係のつなぎ役になれたら、と思いました。単純に、失点が多いのが課題です。
 もともとスピードには自信があるので、裏に抜けたときは(得点チャンスに)いけると思っています。今大会ではそれに加えて、ボールの収まりも悪くなかった。全日本選抜に入って、この大会のようなレベルの高い大会を何度か経験させてもらっているので、多少はボールを収める技術が見についているのかな、と思います。


●全日本大学選抜 旗手怜央 選手(順天堂大学・1年・FW)

昨日の試合には勝ちましたが、今日の試合も絶対勝つという気持ちで意気込んでいたので勝ててよかったです。ハットトリックは大学初めてだったので気持ちよかった。全日本という看板を背負っているので、その名に恥のないプレーをして優勝したいと思います。


●関東選抜A ディサロ 燦 シルヴァーノ 選手(法政大学・2年・FW)

 今日は自分自身が活躍できたというよりはチームが勝ててよかった。自分のゴールは、そのおまけ。初戦に出られなかった焦りはなかったが、みんなが活躍していたので、「あまりみんなに決められると、自分の出番がなくなってしまう」とは思っていました(笑)。
 1点目のPKは、自信がありました。これまで練習でも一度も外していない。PKは誰が蹴るか決まっているわけではないが、渡邉(新太)選手も、普通に「蹴るでしょ?」と譲ってくれました。
 目指すのはもちろん優勝。ただ、優勝したいというよりは、全日本と戦って勝ちたい。もちろん個人的にも成果を出したい気持ちもあるが、あとはやるだけだと思っています。

●関東選抜A 鈴木徳真 選手(筑波大学・2年・MF)

 去年のこの大会では、まだ自分も青々しくて、ただチームに飛び込んだだけ。何もできずに終わったという感じがあります。けれど今年は大会参加2回目ということと、この1年間の経験もあって、自信をもってプレーをすることができました。
 この1年間は、「何をしたら勝てるのか、チームを勝たせることができるのか」ということを考え続けた1年間。結果的にインカレで全国1位をとれたことも自信になったと思います。
 今日の試合は正直、前半は1-1でも0-1でもいいと思っていたのですが幸先よく先制できて、内容的にもポジティブになれた。前半最後に失点はしてしまいましたが、2点目がああいう形で決まったので、これで試合は決まった、と思いました。ただ、関西の武器は勢いだと思っていたので、残りはとにかく関西の“勢い”を出させないことだけに気をつけました。
 僕たちはまだ何もなし得ていない。相手は全日本ということで、胸を借りる形になるかもしれませんが、昨年は決勝で優勝を逃しているので今年こそ勝ちたいです。全日本はこの大会の先、ユニバーシアードという次の舞台を見据えていると思いますが、そこにどれだけ食い込めるか。
 「勝ちたい」ではなく「勝たなければならない」と思います。負けたくありません。


●中国・四国選抜 梶山勝矢 選手(IPU・環太平洋大学・3年・FW)

 昨日、関東選抜Aと対戦して、高いレベルでサッカーをしたので、今日は相手のプレッシャーが楽に感じました。たぶん、チームの全員がそれを感じていたと思います。
 昨日の試合はただ得点を取っただけで終わってしまった。単純に自分の実力不足です。それに対して、今日の2点は自分の自信につながりました。
 1点目のゴールは自分が狙っていた形とは少し違っていて、味方が触ってくれたおかげでコースがずれて入ったという感じ。2点目は、意識している前線での守備から仲間がつないでくれたゴール。前から守備をして、相手のミスを狙っていこうというのは意識しています。昨日のゴールもそうでしたが、それがうまくハマったと思う。
 ただ、今日は自分たちも4点をとれるとは思わなかった。昨日の試合では先制したあとに5失点して、試合後のロッカールームでは言葉もなかったけれど、うまく切り替えられたと思う。
 個人的には、ほかの地域の選手とはまだまだ差がある。まずプレースピードが足りないし、ボールに対する執着心、根本的なフィジカルも弱い。上でやっていくためには、もっと鍛えないといけないと思います。
 明日の最終戦の相手は九州ですが、前回大会の1回戦ではPK戦までもつれこんで、僕がPKを外して敗れました。だから、明日はそのリベンジを果たして勝ちたいと思います。