【活動報告】『第32回デンソーカップチャレンジサッカー 熊本大会』GKプロジェクトを実施
2018/02/22
『第32回デンソーカップチャレンジサッカー 熊本大会』では、大会2日目である2月17日(土)の試合後に、本大会に参加する全GKを集めての『GKプロジェクト』を実施しました。
デンソーカップチャレンジサッカーでは、2000年~2008年まで、大会に参加したGKが対象の『GK講習会』が開催されていました。『GK講習会』には当時の日本代表GKコーチである望月一頼氏、元日本代表GKの加藤好男氏などを招聘。東口順昭選手(現ガンバ大阪、東海・北信越選抜/新潟経営大)などが、この『GK講習会』でその才能を見出されたという経緯もあります。
今大会の『GKプロジェクト』は、2008年の『GK講習会』以来となるGKを対象とした集中トレーニングで、同年代のGKが一堂に会してトレーニングを行うという、滅多にない機会となりました。選手たちは戸惑いながらも、講師であるU-21日本代表GKコーチ・下田崇氏の指導の元、密度の濃いトレーニングを行いました。
GKプロジェクトに参加した中国・四国選抜の佐々木将太選手(高松大・2年)は、「いろいろな地域からGKが集まっているので、それぞれレベルには差異があるとは思います。けれど、今日のトレーニングで大学サッカーのGKとして共通の課題が見えてきたと思います」と、GKプロジェクトでのトレーニングを振り返りました。
「ボールが左右に動いたときなど、GKの軸がぶれることで対応が遅れて、失点につながることがある。ポジショニングのミスと準備不足が原因なのですが、下田コーチのトレーニングで、修正すべき課題がその部分だということが明確になりました」と佐々木選手。「選抜に選ばれたのは初めてですが、デンソーカップチャレンジサッカーに参加したからこそ、このGKプロジェクトにも参加できた。いろいろと見えてきたこともあるし、そこをしっかりと自分のものにして、次につなげていきたいと思います」と語り、手応えを感じた様子でした。